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簡易FIコントローラーのセッティング

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簡易FIコントローラーでセッティングします

そもそも吸気温センサーに可変抵抗をかませ、抵抗値を上げると何が起こるか?ですが、

ECUは吸気温をモニターし、温度が下がると混合気を濃くし、温度が上がると薄く補正します

吸気温センサーは温度が下がると抵抗値が上がるので、可変抵抗で抵抗値を増やしてあげれば、実際の吸気温よりも混合気を濃く補正してくれる仕組みです

このコントローラーでは抵抗値を増やす事しかできないので、ノーマルより薄くする事はできません

抵抗値を上げて濃くすれば良くなるのか?と言われると万能ではなく、最近のバイクは排気ガス規制適合などの為に薄めになっており、自分のZ1000は~3000pm:薄い、3000~6000rpm:かなり薄い、逆に高回転域は安全マージンを取る為やや濃いのではないかと感じます(多分)

吸気温センサーを騙す事により全領域に影響が出てしまう為、どこかに的を絞ってセッティングする事になりますが、抵抗値を上げすぎてしまうと高回転域が濃くなりすぎてしまう恐れがあります

元々4000~5000rpmにトルクの谷があり乗り難いと感じていたところ、4-1のフルエキ交換によってさらに悪化した為、この回転域の問題解消を中心にセッティングします

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実走セッティングする前に予備知識を

吸気温センサーにおける吸気温と抵抗値のおおよそのグラフです(当方調べ、他車種では抵抗値が違うので注意)

某簡易FIコントローラーが10kΩの可変抵抗に対し、自作で5kΩを選んだ理由ですが、グラフと見ての通り変化させる抵抗値は5kΩで十分という事が分かりました

真夏の高い吸気温40℃で吸気温センサーに10kΩ足し、気温-15℃の燃調で走るなんてあり得ません、5kΩ足しても吸気温0℃の燃調になるのでセッティングの幅は広すぎるぐらいだと思います、逆に冬の低い吸気温10℃では、5kΩ足して-9℃ぐらいの燃調になるので、こちらも十分です

5kΩ可変抵抗の方が10kΩに対して微調整がし易いのも選んだ理由です

注意する事は、グラフが二字曲線となっており、低温は抵抗値増に対して温度変化が少なく、高温は逆に温度変化が大きいです、セッティングしたからといって年中同じで良いという訳ではありません、季節の変わり目ごとに微調整が必要になります(といってもダイヤルを僅かに回す程度ですが)

 

グラフの数値を頭に入れ、実走にてセッティング

専門知識など無い素人にて、適当な感覚で進めます

気温は10℃、まずはダイヤル0(無補正)で走り込む、中回転域が薄い印象、4000~5000rpmのトルクの谷と7000rpmからの急なトルクの立ち上がりでコントロールし難い

極端にダイヤルを変えて5(+5kΩ)、トルクの谷は軽減されスロットルに対してリニアに反応する様になった一方、高回転が濃くなりすぎた印象、伸びが悪い

ダイヤルを4→3→2と変えて試します、バランス良く感じる(妥協できる)のがダイヤル2.5(+2.5kΩ)、ノーマルだと吸気温0℃の燃調になります

 

このタイプの簡易FIコントローラーを試して分かった事

クローズドループエリアとの関係、吸気温が変化すればターゲット値も変わり変化あるかな?と思っていたが、そうでもなかった、しかしクローズドループエリア外との境はうまく調整される様で、扱い難さは無く自然な感じ

アフターファイヤーの問題、いくら濃くしてもスロットル全閉では燃料カットされているので変わらない、と言ってもアフターファイヤーの音ってレーシー?ですよね、乗り難くなるなどネガが出なければアリだと最近思います(街乗りで他人に迷惑を掛けない程度であれば)

 

結論

お金を掛けず少しでも良いからFIセッティングしてみたい、という場合には良いかもしれません

今回の様な吸気温センサーの抵抗値をダイヤルで変化させる物の他に、外気温度センサーを追加し吸気温センサーの抵抗値を自動で変えてくれる物や、O2センサーに割り込ませてクローズドループエリアの燃調を変える物まで色々ありますが、

ECU書き換えがメジャーになった今、吸排気の仕様を決めてしまえば、その手のショップにお任せしてしまうのが一番だと感じます、クローズドループエリアの燃調、アフターファイヤー、サブスロットル絡みの制御などの悩みも一気に解決してくれるでしょう

で、自分がそのECU書き換えに手を出そうか悩み中、今回の仕様である程度満足しちゃってるんですよねぇ・・・

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簡易FIコントローラーの自作

前回のつづき

 

内部の無意味な基板を省略し、簡略化してあげた簡易FIコントローラーですが、

ぼったくられた物を使うのには気が引けたので、自作する事にしました

 

注意:この記事を参考に製作、使用して何らかのトラブルが発生しても当方は一切の責任を負いませんのでご了承下さい

 

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まずは部材です、左から

・住友電装 040型 HX 防水 2極カプラー 黒色

ロックの爪が無く怪しい成型のカプラーを使いたく無かったので、ちゃんとしたメーカー品を用意

グレー色というのもある様ですが、形状が微妙に違うので注意、検索すればネット通販から入手可能、自分はAmaz〇nで購入し送料込み800円以下でした

・小型スイッチボックス、6mm軸用ダイヤルつまみ

市内にある電子部品ショップで購入、それぞれ100円ぐらいだったかな?

・可変抵抗 5kΩ、Bカーブ

これも電子部品ショップで購入100円ぐらい、ABCカーブと3種類あるので特性に注意

某簡易FIコントローラーは10kΩだったのに5kΩを選んだのかはセッティング編で説明します

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収縮チューブとハーネスです、0.2sqのダブルコードでも良かったのですが、

見た目の良さと取り回し易さでマルチコアケーブル(2芯)を用意しました

あとは少量のビニールテープ、数cmの0.2sqコード、ハンダぐらいでしょうか、全て揃えて2000円でお釣りがきました

 

 

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で、いきなり完成です!

回路とか特に気にせず、吸気温センサーと可変抵抗が直列でつながるだけです

カプラー回りのクオリティは高く出来たと思うんですが、

コントローラーのメモリは手書き、ラベル印刷するの面倒だったので・・・

 

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早速取り付けます

ガソリンタンクを跳ね上げ、エアクリーナー右後端に刺さっている吸気温センサーに割り込ませます

 

 

 

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本当はシート下に設置しますが、今回は走行しながら変化を確認したいのでフレームカバーに仮取り付け

 

 

 

 

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簡易FIコントローラーの中身

フルエキへ交換した為、ダイノジェットからパワーコマンダーV用の参考マップをダウンロードし色々試してみましたが、どれもイマイチ

多少の低中回転域の薄さを感じるが、0マップ補正なしが一番乗り易く好印象であった為、

それなら以前試した事がある、吸気温センサーを騙して燃調を変化させる「簡易FIコントローラー」が物置に仕舞い込んであるので、引っ張り出し再度試してみようと思い立つ

 

 

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さて、この簡易FIコントローラーがどのような働きをするのか詳しく調べていなかったので、今回検証してみました

ちなみにこれ、日本正規品みたいなのは見つけられませんでしたが、平行輸入系の通販やヤ〇オクでは1万円台後半で売られてます

※ヤバイ展開になるので製品名が分からない様モザイク掛けてました

 

 

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サービスマニュアルを見ながら吸気温センサーの抵抗値を調べます

温度が下がると抵抗値が上がり、0℃だと5.4~6.6kΩが正常値です

気温10℃でセンサー単体を測定すると3.32kΩでした

簡易FIコントローラーを取り付けダイヤルを最小の2で測定してみると、センサー単体と同じく3.32kΩと補正が掛かっていない様子

ダイヤルを回していくと、1メモリで大体1kΩちょっと上乗せされていく様子で、10までのメモリを超えて右いっぱいまで回すと14.78kΩとなり、11.46kΩ上乗せされた事になりました

グラフにしてみると、ダイヤルの誤差を考えれば真っすぐな比例グラフ

ここで疑問が生まれる

「これって10kΩの可変抵抗だけでは?」

製品名をググってみる、すると海外のフォーラムで「ただの可変抵抗だよ」みたいな書き込みと画像を見つけた

 

 

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真相を知る為、ビス4本で蓋を開け内部を見る

発砲ウレタンが充填されており、その上にゴム系のコーティングしてあります、見た目キモイです

画像上の方に基板らしき物が斜めに入っていて、抵抗らしき物が2個見えます

これならちゃんとした製品にも見えますが、ちょっと胡散臭さも感じます

真相を知りたい一心で掘ってみます

 

 

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ダイヤル部分に可変抵抗らしき物と基板が出てきました

基板には抵抗が数個、コンデンサ、ICと水晶振動子?

 

 

 

 

 

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ダイヤルの部分です

型番は10Kxxxxと、10kΩの可変抵抗ですねこれ

 

 

 

 

 

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そして基板の裏

ってなんだこりゃ!!!!!!

足!切ってない!

ハンダもしてなくて足を折ってあるだけっぽいぞ!

 

 

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折り曲げてある足を伸ばせば簡単に引き抜けるぞこれ・・・

 

 

 

 

 

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基板にハンダしてあるのは抵抗1つだけでした

黒線1本・・・0Ω抵抗じゃん!!ある意味レアだ

基板のパターンを見ると、先程引き抜いた抵抗、IC、コンデンサ、水晶振動子は回路に組み込まれていない

という事は、この基板は無意味!!

 

 

 

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基板を排除した結果、こうなります

すっきりしましたね!

動作テスト数値はもちろん加工前と同じです

 

 

 

結論

もしかしたら偽物を掴まされた可能性は否定できないが、もしC国の偽物であれば適当な重りを入れるだけで、わざわざ基板や抵抗、ICなどを封入しないだろう

本家HP見ても電源不要でセンサーに割り込ませるだけという事を考えると、「この様な商品」という可能性が高い

1980円ぐらいなら納得するが、1.5~2万も払ったと思うと・・・悔しい

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フルエキ(中古)

「フルエキが欲しい」からの続き

 

そんな訳で、ヤ〇オクでしばらく様子をみていました

アールズギアの出品が複数ありましたが、状態が良すぎて予算を遥かに超えていったので見送り

KファクトリーJMCA物の出品もありましたが予算をわずかに超え、不毛な争いを避ける為見送り

アクラポヴィッチは安定して出品があり予算内で落札可能ではあったのですが、セッティングに悩みそう、バッフル外した時の音量、万が一の取り締まりで問答無用OUTなので躊躇

そんな中、ノジマの右1本出しでそこそこの程度の物が出品、強気の開始価格だったのでスルーしましたが入札なしで流れる

再出品で開始価格が下がりギリギリ予算内になっていたので、ダメ元で入札したら他に入札が無く、そのまま落札

 

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到着したら早速仮組み

右1本出し、太くて長いサイレンサー、上品な角度のアップテール・・・90年代後半~2000年代前半のSSスタイルですね

Z1000への対応を謳っていない故か、アンダーカウルと#3#4エキパイが干渉してしまう、アンダーカウル加工かレス仕様にするか悩む

エキパイに汚れやブレーキダストが焼き付いていたので、青い焼き色が落ちない程度にピカールで磨く

集合部スパイラルコレクターの色が浮いてますが、ここはステンレス製で特有の汚い焼き付きがあった為磨き落としました、中に触媒が入っているのですぐ黄金色に焼けるでしょう

サイレンサーは奇跡とも言える無傷で上物、前オーナーが大事にしてくれていたのか、一度リペアに出したのかな?

内部はJMCAなら当然のバッフルなし、パンチングパイプは40φ前後で他社のJMCAに比べやや太め?

触媒はスパイラルコレクター出口とテールパイプ出口の2ヵ所、溶接で固定されています、サーキットでは取り外し公道では装着する様な使い方は出来ません

 

アイドリング~低回転は今まで付けていたノジマのロックオン(スリップオン)より静か、近所で歩行者が振り向かないのは好印象、4-1のバラつきのない音も良い感じです

高回転まで回せば集合管らしい乾いた甲高い音がでますが、JMCA仕様にて爆音ではありません

 

とりあえず装着しましたが、FIセッティングとアンダーカウルの問題に悩み中

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フルエキが欲しい

最近、仕事や身の回りの事でバタバタしてしまい、バイクに乗っても絶対に転倒、怪我なんかしてられない状態だったので、

乗る回数激減&ワインディングロードに出かけてもスローペースで安全運転な今日この頃

 

で本題、今まで思っていたが実行できてなかった事、それは

Result


 

 

 

各社性能がほぼ同じで、音もノーマルを大きくした様な感じ、ファッションアイテム的なスリップオンではなく、フルエキが欲しい

自分が求めるのはピークパワー向上ではなく、次の3点

 

1、ルックス 右1本出し、サイレンサーはチタン

2、音 人様に迷惑を掛けず合法の94db以内、バラつきのない音の4-1集合管で

3、扱いやすさ 基本ノーセッティング、ポン付けでもOKを謳っているもの、競技用はNG

 

そもそも2010年式Z1000の車検対応フルエキってあるの?と調べると

・アールズギア 右1本出し4-2-1

・ビート 左右2本出し4-2-1-2

と、かなり限定される状況

 

ではNinja1000だとどうなの?

・ノジマ 右1本出し4-1、左右2本出し4-1-2、2タイプあり

・Kファクトリー 右1本出し4-1

・トリックスター 右1本出し4-2-1

と選択肢が3つ増える、競技用も含めると選択肢はもっと増えますが・・・

この中で自分好みを選ぶとなると、Kファクトリーかノジマの右1本出しになります

早速、注文!

 

 

 

 

 

 

出来ない、定価20万超とか高すぎる・・・

そんな場合、庶民派ライダーの味方、ヤ○オク!

11~13Ninja1000を乗り換えた方が増えたのか、パーツが豊富です

程度が良く安ければアールズギアとトリックスターも視野に入れてウォッチ開始

転倒傷や凹みが無く、通販新品の半額程度で落札出来れば、と思いながら探す

しかし、まともなJMCA物は少ない、無傷で書類などの欠品無しだと10万を超えてしまう

アクラポヴィッチなら結構選べるのですが・・・

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