私のアドレスV125はまれに始動後のアイドリングで白煙(オイル臭)が出る
走行してしまえば収まるので、もしかしてオイル上がり?と思ったが、
走行距離が未だ800kmと磨耗や故障など考えにくいし、こんな事でショップにクレーム付けてエンジン開けて見てもらうのもあれなんで
「自分の手で確かめてしまおうと」
2ストはスクーターからNSR50、NSR250など散々やってるが4ストは初、ほとんど興味本位
2ストと違いガスケットを使いまわすのは危険なので予め新品を用意しておく、ピストンを外すならサークリップも安いのでついでに
バルブを外してポート研磨とかチャレンジしたかったが、ヘッド側に問題が無ければ今回は分解組み立てのみにしておく
まず、後ろの外装を外しエンジンとフレームを切り離す
最近のスクーターはバラし易い、1時間も掛からずエンジン単体になった
カムチェーンに気を付けながらヘッド、シリンダーを外す、分解は作業を勢いで進めるのでさほど時間は掛からない
気になったのはヘッドを固定しているナットが異常なトルクで締められていた事、マニュアルだと25N・mなのだが・・・
そしてピストンとご対面だが、やはりというか、金曜の夕方組んだエンジンじゃね?という様な感じ
リングの合い口が・・・
セカンドリングにびっしりカーボン付着してますね
4ストは良く分からないが、2ストでも800kmぐらいではここまでならないと思うのだが・・・
見た感じでは磨耗や破損は無さそうなのでカーボンを落し、リングの合い口を120度づつずらして組み込む
ガスケットを新品へ交換しシリンダー、ヘッドを載せていく
バルブクリアランス調整も初挑戦
ただし画像はヘッド固定ナットを仮止め状態で行ったので、後でやり直しになった
調整値の下限ギリギリではなく、やや下限よりぐらいの数値に調整した
ちなみにアジャストスクリュを調整する工具は100均のボックスドライバ3.5mmのやつを押し込んで使用
4ストは慣れていないので2時間掛けてゆっくりやった
そしてエンジンを載せて外装を組み立てるのに1時間、全工程4時間と半日作業になってしまった
そしてエンジン始動、4スト&FIのおかげであっさり掛かる
以後、白煙を噴かない事を祈りたい
次にバラす時にはヘッド回りのチューニング、ハイカム&ポート研磨をやってみたい
ヤフオクでヘッドを押さえておこうかな
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